「なんで自分だけ…」「どうせ無理」「だってさ…」
何気なく口にしていませんか?こうした言葉は、自分自身の可能性を無意識に狭めてしまう“否定ワード”です。
この記事では、日常に潜む「無意識の否定ワード」5つを心理学的な観点から解説。
「言葉」はあなたの思考と行動に直結しています。
また、この記事はピラーページ「成功者が絶対に使わない言葉7選」の派生記事として、さらに深掘りした内容となっています。まだ読んでいない方は、ぜひこちらからご覧ください。
①「どうせ無理」|自己効力感を下げるワード
「どうせ無理」「きっとできない」などの言葉は、自分の行動を起こす前に制限してしまう典型的な否定ワードです。
心理学では「自己効力感(Self-efficacy)」という概念があり、自分にはできるという感覚が成功への第一歩とされています(バンデューラ 1977年)。
言葉から変えることで、行動と結果が変わりはじめます。
②「でも」「だって」|反論癖がチャンスを逃す
他人の意見や新しい提案に対して、無意識に「でも」「だって」と返していませんか?
これは「心理的リアクタンス」と呼ばれ、自己防衛や現状維持の傾向から生まれる言葉です(Brehm, 1966)。
前向きな変化や学びを自らシャットアウトする要因にもなります。
③「私なんて」|セルフイメージの低下
「私なんてどうせ…」と自分を卑下する言葉は、自己肯定感を徐々に損ないます。
研究によると、自分の能力や価値を低く評価する人は、他人からも低く見られやすくなるという「自己成就予言」が働くとされています(Merton, 1948)。
まずは言葉で自分を肯定する習慣を持つことが大切です。
④「無理かも」|未来を限定する予言の言葉
「無理かも…」と未来を否定する言葉を繰り返すと、脳は本当に「できない理由」を探し始めます。
これは「RAS(網様体賦活系)」という脳のフィルター機能が影響しており、自分の信じた通りの情報を集めてしまうのです。
できるかどうかよりも「どうすればできるか」に言葉を置き換えましょう。
⑤「やっぱやめとく」|即断するクセが成功を遠ざける
挑戦しようと思っても、すぐに「やっぱやめとく」と結論を出していませんか?
これは「損失回避バイアス」という心理現象が関係しています(Kahneman & Tversky, 1979)。
得られる可能性よりも、失うリスクを大きく見てしまうため、一歩が踏み出せなくなるのです。
まとめ|「使う言葉」は、あなたの未来をつくる
何気ない口ぐせは、習慣となり、思考となり、やがて行動と結果に繋がっていきます。
- 「どうせ無理」ではなく「どうやったらできるか」
- 「でも」ではなく「それ面白いね」
- 「私なんて」ではなく「まずはやってみよう」
小さな言葉の置き換えが、あなたの人生を大きく変える力を持っています。
もっと詳しく知りたい方は、ピラーページ「成功者が絶対に使わない言葉7選」をご覧ください。成功者が避けている“口ぐせの法則”がわかります。
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